次の記述a〜cのうち,勤務先の法令違反行為の通報に関して,公益通報者保護法で規定されているものだけを全て挙げたものはどれか。
a 勤務先の同業他社への転職のあっせん
b 通報したことを理由とした解雇の無効
c 通報の内容に応じた報奨金の授与
正答2
解説
正解は2です。
公益通報者保護法の規定内容を問う問題です。
同法は、公益のために勤務先の法令違反を通報した労働者を、解雇などの不利益な取扱いから保護する法律です。
【記述別解説】
a:× 同業他社への転職のあっせんは、公益通報者保護法には規定されていません。
同法の目的は通報者の保護であり、転職支援ではありません。
b:○ 公益通報をしたことを理由とする解雇は無効であると、同法に定められています。
降格や減給などの不利益な取扱いも禁止されています。
c:× 通報内容に応じた報奨金の授与は、同法に規定されていません。
同法は不利益な扱いを防ぐ法律であり、金銭的な見返りを定めるものではありません。
【選択肢別解説】
1:× aを含むため誤りです。
2:○ 規定されているbだけを挙げており、正しい組合せです。
3:× cを含むため誤りです。
4:× cは規定されておらず、bが抜けているため誤りです。
【ポイント】
公益通報者保護法の柱は「解雇の無効」と「不利益な取扱いの禁止」です。
通報者に報奨金を与える制度は、同法の内容ではない点に注意します。