システム開発プロジェクトの開始時に,開発途中で利用者から仕様変更要求が多く出てプロジェクトの進捗に影響が出ることが予想された。
品質悪化や納期遅れにならないようにする対応策として,最も適切なものはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
仕様変更要求が多く出ると予想されるとき、品質と納期を守るための対応策を問う問題です。
変更要求そのものを拒むのではなく、受け入れ方のルールを事前に決めておくことが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 設計完了後に変更を一切受け付けないと宣言すると、本当に必要な変更にも対応できません。
顧客の満足を損ない、現実的な対応策とはいえません。
2:× 遅れを取り戻すためにテストを省略すると、不具合が残り品質が悪化します。
品質悪化を防ぐという目的に反します。
3:× 変更が多いと機能の実装を取りやめるという計画では、顧客が必要とする機能が提供されなくなるおそれがあります。
4:○ 変更要求の優先順位の決め方と対応範囲を顧客とあらかじめ合意しておけば、変更を計画的に受け入れられます。
品質の悪化や納期遅れを防ぐ対応として適切です。
【ポイント】
プロジェクトでは、変更要求を受け付けて評価し、承認してから反映する変更管理の手順を決めておきます。
スコープ(範囲)の変更は、必ず顧客との合意のうえで行います。