労働者派遣は,通常の派遣と,将来の雇用を想定した紹介予定派遣の二つに分けられる。
前者の労働者派遣の契約に当たり,派遣先が派遣元に要求する派遣労働者の受入条件として,適切なものはどれか。
正答1
解説
正解は1です。
紹介予定派遣ではない通常の労働者派遣で、派遣先が派遣元に求めてよい条件を問う問題です。
労働者派遣法では、紹介予定派遣を除き、派遣先が派遣労働者を特定することを目的とする行為をしないよう求めています。
事前面接や履歴書の提出要求などがこれに当たります。
【選択肢別解説】
1:○ 業務に必要なスキルを指定することは、派遣される人を特定する行為ではありません。
業務内容に応じた条件として派遣元に要求できます。
2:× 年齢や性別の指定は、派遣労働者を特定することにつながります。
性別による差別的な取扱いは男女雇用機会均等法の趣旨にも反するため、要求できません。
3:× 派遣先による事前面接は、派遣労働者を特定することを目的とする行為の典型例です。
通常の派遣では行ってはいけません。
4:× 履歴書の事前提出を求めることも、派遣労働者を特定することを目的とする行為に当たります。
通常の派遣では要求できません。
【ポイント】
紹介予定派遣は将来の直接雇用を前提とするため、事前面接や履歴書の送付が例外的に認められています。
通常の派遣では、派遣先は「人」を選ばず「スキル」を指定すると覚えます。