リスク対応を,移転,回避,低減及び保有に分類するとき,次の対応はどれに分類されるか。
〔対応〕職場における机上の書類からの情報漏えい対策として,退社時のクリアデスクを導入した。
正答3
解説
正解は3です。
退社時のクリアデスクの導入が、リスク対応のどの分類に当たるかを問う問題です。
クリアデスクとは、離席時や退社時に机の上に書類や記憶媒体を放置しないようにするルールです。
【選択肢別解説】
1:× 移転(転嫁)は、保険への加入や業務の外部委託などで、リスクによる損失を第三者に移す対応です。
クリアデスクは損失を他者に移すものではありません。
2:× 回避は、リスクの原因となる業務や資産そのものをなくす対応です。
クリアデスクは書類を使う業務を続けたまま対策しているので、回避ではありません。
3:○ 低減は、対策によってリスクの発生確率や影響を小さくする対応です。
クリアデスクは、机上の書類が盗み見られたり持ち出されたりする可能性を下げるので、低減に当たります。
4:× 保有(受容)は、特に対策をとらずにリスクを受け入れる対応です。
クリアデスクという対策をとっているので、保有ではありません。
【ポイント】
情報セキュリティの対策の多くは低減に分類されます。
クリアデスクとあわせて、画面ロックなどのクリアスクリーンもよく出題されます。