IoTデバイス群とそれを管理するIoTサーバで構成されるIoTシステムがある。
全てのIoTデバイスは同一の鍵を用いて通信の暗号化を行い,IoTサーバではIoTデバイスがもつ鍵とは異なる鍵で通信の復号を行うとき,この暗号技術はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
この問題は、暗号化と復号で異なる鍵を使う暗号技術の名称を問うています。
問題文では、すべてのIoTデバイスが同じ鍵で暗号化し、IoTサーバはそれとは異なる鍵で復号しています。
暗号化と復号に別々の鍵を使うのが、公開鍵暗号方式の特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ鍵を使う方式です。
IoTサーバがデバイスと異なる鍵で復号するという条件に合いません。
2:○ 公開鍵暗号方式では、各デバイスはIoTサーバの公開鍵で暗号化し、サーバは自分だけがもつ秘密鍵で復号します。
全デバイスが同じ公開鍵を使い、サーバが異なる鍵で復号するという記述と一致します。
3:× ハッシュ関数は、データから固定長の値(ハッシュ値)を求める関数です。
元のデータに戻す復号はできないので、暗号化通信の方式には当たりません。
4:× ブロックチェーンは、取引の記録をハッシュ値でつないで複数のコンピュータで共有する分散型台帳の技術です。
暗号化と復号の方式ではありません。
【ポイント】
公開鍵暗号方式では、公開鍵は誰に配ってもよく、秘密鍵は受信者だけが厳重に保管します。
共通鍵暗号方式は処理が速い一方、通信相手ごとに鍵を安全に共有する必要がある点で区別しましょう。