業務と情報システムを最適にすることを目的に,例えばビジネス,データ,アプリケーション及び技術の四つの階層において,まず現状を把握し,目標とする理想像を設定する。
次に現状と理想との乖離を明確にし,目標とする理想像に向けた改善活動を移行計画として定義する。
このような最適化の手法として,最も適切なものはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
ビジネス・データ・アプリケーション・技術の四つの階層で現状と理想像を描き、その差を埋める移行計画を立てる手法の名称を問う問題です。
これは組織全体の業務とシステムを最適化するためのEA(Enterprise Architecture)の説明です。
【選択肢別解説】
1:× BI(Business Intelligence)は、社内に蓄積したデータを分析・可視化し、意思決定に役立てる手法やツールです。
四つの階層で現状と理想を比較する手法ではありません。
2:○ EAは、業務と情報システムを四つの体系(ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジ)で整理します。
現状(As-Is)と理想像(To-Be)を描き、その差を埋める移行計画を作るという流れが問題文と一致します。
3:× MOT(Management of Technology:技術経営)は、技術を事業の成果に結び付けるための経営の考え方です。
業務とシステムの最適化手法ではありません。
4:× SOA(Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)は、業務機能をサービスという部品に分け、組み合わせてシステムを構築する設計の考え方です。
【ポイント】
EAは「四つの階層」「As-IsとTo-Be」「移行計画」がキーワードです。
問題文にこれらの言葉が出てきたらEAを選びましょう。