社内に設置された無線LANネットワークに接続している業務用のPCで,インターネット上のあるWebサイトを閲覧した直後,Webブラウザが突然終了したり,見知らぬファイルが作成されたりするなど,マルウェアに感染した可能性が考えられる事象が発生した。
このPCの利用者が最初に取るべき行動として適切なものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
業務用PCでマルウェアへの感染が疑われる事象が起きたとき、利用者が最初に取るべき行動を問う問題です。
マルウェアに感染したPCをネットワークにつないだままにすると、社内の他のPCへの感染拡大や情報の外部送信が続くおそれがあります。
そのため、まずPCをネットワークから切り離すことが最優先です。
【選択肢別解説】
1:× Webブラウザを再インストールしても、マルウェアが駆除されるとは限りません。
その間もネットワークにつながったままなので、被害が広がるおそれがあります。
2:× マルウェア定義ファイルの更新はネットワークにつないで行うため、感染拡大の危険があります。
最初に行うべきなのはネットワークからの隔離です。
3:○ 無線LANとの通信を切断し、PCをネットワークから隔離すれば、他の機器への感染拡大や情報漏えいを防げます。
そのうえで情報システム部門などに報告し、指示に従います。
4:× 無線通信の暗号化方式を変えても、感染したPCによる被害は防げません。
感染への対処として意味がありません。
【ポイント】
マルウェア感染が疑われたら「ネットワークから切り離す」「管理者に報告する」が初動の基本です。
自己判断で電源を切ったり駆除を試みたりすると、調査に必要な記録が失われることがあります。