金融機関では,同一の顧客で複数の口座をもつ個人や法人について,氏名又は法人名,生年月日又は設立年月日,電話番号,又は所在地などを手掛かりに集約し,顧客ごとの預金の総額を正確に把握する作業が行われている。
このように顧客がもつ複数の口座を,顧客ごとに取りまとめて一元管理する手続を表す用語として,最も適切なものはどれか。
正答4
解説
正解は4です。
同じ顧客が持つ複数の口座を、氏名や生年月日などを手掛かりに一つにまとめる手続の名称を問う問題です。
金融機関では、預金保険制度で保護される預金額を把握するためにも行われます。
【選択肢別解説】
1:× アカウントアグリゲーションは、利用者が持つ複数の金融機関の口座情報を、一つの画面にまとめて表示するサービスです。
利用者向けの情報集約サービスであり、金融機関が顧客ごとに口座を一元管理する手続ではありません。
2:× キーマッピングは、キーボードのキーと機能の割当てや、異なるデータの項目どうしの対応付けを定義することを指します。
同一顧客の複数口座を一つに取りまとめる手続を表す用語ではありません。
3:× 垂直統合は、原材料の調達から製造、販売までの複数の段階を一つの企業グループで担う経営戦略です。
顧客の口座を集約する手続ではありません。
4:○ 名寄せは、氏名・生年月日・住所などを手掛かりに、同一人物や同一法人のデータを突き合わせて一つにまとめる手続です。
顧客ごとの預金総額を正確に把握できるようになります。
【ポイント】
名寄せは、ペイオフ(預金保険による元本1,000万円とその利息までの保護)の対象額を算出するためにも欠かせない作業です。