業務と情報システムを最適にすることを目的として,業務と情報システムの現状の把握と目標とする理想像の設定から現状と理想との乖離を明確にし,目標に向けた改善活動を移行計画として定義したい。
このときに用いられる手法として,最も適切なものはどれか。
正答2
解説
正解は2です。
業務と情報システムの現状(As-Is)と理想像(To-Be)を描き、その差を埋める移行計画を立てる手法が問われています。
これはEA(Enterprise Architecture)の考え方です。
【選択肢別解説】
1:× BI(Business Intelligence)は、企業内に蓄積したデータを分析・可視化して、経営の意思決定に役立てる手法やツールです。
現状と理想の差から移行計画を立てる手法ではありません。
2:○ EAは、組織全体の業務と情報システムについて現状と理想像を整理します。
両者の乖離を明らかにし、移行計画を定めて全体最適化を図る手法です。
3:× MOT(Management of Technology)は技術経営のことです。
技術を事業に結びつけて企業価値を高める考え方であり、業務とシステムの移行計画を作る手法ではありません。
4:× SOA(Service Oriented Architecture)は、システムの機能をサービスという部品にして組み合わせる設計の考え方です。
全体最適化のための移行計画を定義する手法ではありません。
【ポイント】
EAは「As-Is(現状)」「To-Be(理想)」「移行計画」の三つがキーワードです。
EAでは、政策・業務、データ、適用処理、技術の四つの体系で組織を整理します。