バイオメトリクス認証の他人受入率と本人拒否率に関する次の記述中の a,b に入れる字句の適切な組合せはどれか。
バイオメトリクス認証の認証精度において,他人受入率を低く抑えようとすると a が高くなり,本人拒否率を低く抑えようとすると b が高くなる。
正答2
解説
正解は2です。
バイオメトリクス認証(生体認証)では、他人を誤って本人と認めてしまう割合を他人受入率といいます。
本人を誤って拒否してしまう割合を本人拒否率といいます。
判定を厳しくするか緩くするかで、この二つはトレードオフの関係になります。
【選択肢別解説】
1:× aの安全性は正しいです。
しかし、本人拒否率を下げて本人が通りやすくなるのは使いやすさであり、bは可用性ではなく利便性です。
2:○ 他人受入率を下げると他人が通りにくくなるので安全性が高まります。
本人拒否率を下げると本人が通りやすくなるので利便性が高まります。
3:× aとbが逆です。
他人受入率を下げて高まるのは安全性、本人拒否率を下げて高まるのは利便性です。
4:× aの利便性が誤りです。
他人受入率を下げると判定が厳しくなり、本人も拒否されやすくなるので、利便性はむしろ下がります。
【ポイント】
他人受入率を下げると本人拒否率が上がり、本人拒否率を下げると他人受入率が上がります。
用途に応じて、安全性と利便性のどちらを重視するかで判定のしきい値を調整します。