表はA社の貸借対照表である。
A社の自己資本比率は何%か。
(単位 百万円)
資産の部:流動資産 730,固定資産 270
負債の部:流動負債 200,固定負債 500
純資産の部:資本金 300
正答1
解説
正解は1です。
自己資本比率は、総資産(総資本)のうち、返済の必要がない自己資本(純資産)がどれだけを占めるかを表す指標です。
値が高いほど、財務の安全性が高いと判断されます。
【計算】
自己資本比率(%)=純資産÷総資産×100です。
総資産=流動資産730+固定資産270=1,000百万円です。
純資産(自己資本)は資本金の300百万円です。
自己資本比率=300÷1,000×100=30%です。
検算として、負債700+純資産300=1,000百万円となり、総資産と一致します。
【選択肢別解説】
1:○ 純資産300百万円を総資産1,000百万円で割ると30%になります。
2:× 54%は、正しい計算式からは得られない値です。
自己資本比率は、純資産を総資産で割って求めます。
3:× 70%は、負債700百万円を総資産1,000百万円で割った値で、負債比率に当たる割合です。
分子には負債ではなく純資産を用います。
4:× 90%は、正しい計算式からは得られない値です。
分子を純資産、分母を総資産として計算し直す必要があります。
【ポイント】
貸借対照表では、資産の合計と、負債と純資産の合計が必ず一致します。
流動資産を流動負債で割る流動比率も、安全性の指標としてあわせて覚えましょう。