第100回 助産師国家試験 午前問28
在胎 38 週4日、体重 1,700 g で出生した男児。
低体重のため保育器に収容された。
呼吸障害はなかった。
生後8時間から哺乳を開始。
生後 24 時間で無呼吸とともに両側上肢の間代性けいれんが 30 秒間認められたため、血液検査が行われた。
この児の血液生化学所見でけいれんの原因はどれか。
正答4
解説
正解は4。
低出生体重児の生後24時間以内に出現する間代性けいれんで最も多い代謝性原因は低カルシウム血症(血清Ca 7.0mg/dL以下)であり、本例の6.5mg/dLは新生児低Ca血症に該当する。
早産児・低出生体重児・糖尿病母体児・周産期仮死児で発症しやすく、グルコン酸カルシウム静注で治療する。
1の血糖60mg/dLは正常範囲(低血糖の基準は40mg/dL未満が一般的)で原因とならない。
2の血清K 3.0mEq/Lは軽度低K血症で、けいれんの主因にはなりにくい。
3の血清Na 130mEq/Lは軽度低Na血症だが、新生児けいれんを起こすほどの低Na血症は通常125mEq/L以下で、けいれんの主因ではない。
5の血清総ビリルビン10.0mg/dLは生理的範囲で核黄疸のレベルではない。まとめて解く
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