第100回 助産師国家試験 午前問42
助産師Aさんは、母校の女子高校の依頼を受けて1年生130人を対象に、女性としての自分の身体を理解し、セルフケア意識を持たせることを目的として健康教育を行うことになった。
健康教育の実施にあたり事前に高校と打ち合わせを行った。
1年生の入学時の身体計測値の平均は全国平均と同等であった。
1年生への健康教育の内容を決めるにあたり、学年主任の教員から生徒の生活習慣に関する情報収集を行った。
高学年になるにつれて、休日にアルバイトをしている生徒やボーイフレンドのいる生徒が多くなるという。
健康教育で扱う内容として優先度が高いのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
高学年化・アルバイト・ボーイフレンドの存在から、性交渉開始リスクが高まっていることが推測されるため、性感染症(STD)予防の健康教育が優先度が高い。
若年妊娠・梅毒・クラミジア感染症の急増が公衆衛生課題となっており、コンドーム使用や検査受診の啓発が重要。
2の女性の健康とキャリア形成は中長期的なテーマで本集団の現時点の最重要課題ではない。
3の妊娠に向けた身体づくりはプレコンセプションケアで、本集団は妊娠希望ではない。
4の第二次性徴は中学生以前の保健学習内容で、高校生にはやや遅い。
5のベビー人形演習はジュニア向け体験学習で、優先度は低い。
地域学校保健の優先順位は対象集団の発達段階・リスクで判断する。まとめて解く
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