第100回 助産師国家試験 午後問62
A さん(33 歳、初産婦、会社員)。
結婚後3年で妊娠。
パートナーと2人暮らしで、勤務歴は 10 年。
妊娠 28 週0日、妊婦健康診査のため受診し、経過は順調であった。
診察後に、A さんは助産師に「職場では妊娠を経験した人がいないので気持ちを分かってもらえない。
妊娠は初めてのことなので、少しおなかが張ったりするとすぐ不安になってしまう。
パートナーは妊娠を喜んでいるので、体調が悪いときも心配させないように明るく振る舞うようにしている。
1人でいると落ち込んで涙が出ることがある」と訴えた。
A さんの訴えを受け止めた後の助産師の対応として最も適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
妊娠28週の初産婦が「パートナーに心配かけまいと明るく振る舞う」と感情抑制し、一人で抱え込み涙が出るという訴えに対して、パートナーに本音を話せる関係づくりを支援することが最も適切である。
パートナーシップは産後うつ予防・育児協力の基盤となるため、コミュニケーション促進が重要。
1の「よくあること」は受容に見えて感情を矮小化するおそれがある。
3の仕事を休むは具体的提案だが、本問の主訴(感情面)への直接対応ではない。
4の「順調なので頑張りましょう」は不安を否定し受け止めていない。
妊娠期メンタルヘルス支援はパートナー・家族を含むケアが基本で、出産準備教育でもパートナー参加が推奨される。まとめて解く
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