第100回 助産師国家試験 午後問70
A さん(28 歳、女性)は妊娠初期の血液検査で早期の梅毒と診断された。
このときの A さんへの梅毒に関する説明で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
先天梅毒の診断は出生時の児の検査では母体由来IgGの影響で困難であり、経時的に児自身のIgM抗体や臍帯血RPR・TPHA・IgM-FTA-ABSなどで評価する。
分娩後に児の検査で先天感染の有無を確認するという説明が正しい。
1は誤りで、パートナー(性的接触者)も検査・治療対象で「必要なし」は誤り。
2は誤りで、妊娠中の梅毒治療はペニシリン系(ベンジルペニシリン)が第一選択。
テトラサイクリンは胎児骨・歯への影響で妊婦禁忌。
3は誤りで、母体早期治療により先天梅毒は予防可能。
5は誤りで、母体治療完了後の授乳は通常可能(乳頭部に病変がなければ)。
性感染症は周産期の重要トピックで、HIV・梅毒・B型肝炎・クラミジア・GBSスクリーニングを整理する。まとめて解く
第100回を通しで解く(110問)→
この回の他の問題
第100回 助産師国家試験 の全110問を見る →