第101回 助産師国家試験 午後問78
28 歳の初妊婦。
妊娠 31 週6日に妊婦健康診査を受診した。
子宮底長 25 cm。
経腹超音波検査で、児の推定体重は週数相当、AFI は 2.8 であった。
このような所見がみられる胎児の疾患はどれか。
正答4
解説
正解は4。
妊娠31週で子宮底長25cm(妊娠週数より小さい)・羊水インデックス(AFI)2.8(羊水過少 oligohydramnios)で胎児推定体重正常という所見は、胎児腎・尿路系異常で羊水(主に胎児尿)が産生されない病態を示唆し、両側腎低形成(Potter症候群)が最も疑われる。
1の筋緊張性ジストロフィーは羊水過多が典型。
2の横隔膜ヘルニアは羊水量に大きく影響しない。
3の十二指腸閉鎖症は羊水過多(double bubble所見)。
5の鎖肛も羊水量にあまり影響しない。
羊水過少の原因鑑別では胎児腎尿路系・PROM・子宮胎盤機能不全(IUGR)を考える。まとめて解く
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