第101回 助産師国家試験 午後問102
望まない妊娠の防止と対応を目的として、助産師6人で「妊娠に関する電話相談」事業を立ち上げた。
週に2日、9時から17時の間、電話相談を受けることになった。
Aさんは「妊娠に関する電話相談」に匿名で電話をかけた。
「今、大学2年生。交際し始めた男性と2週前に避妊せずに性交渉をした。昨日から出血があり、下腹部痛がある。今朝、妊娠検査薬で調べたところ妊娠反応は陰性であったが、本当に妊娠していないか不安になった」と話した。
助産師が行う「妊娠に関する電話相談事業」を開始して1か月が経過した。
電話相談を担当する助産師で、これまでの電話相談の各事例を評価するため話し合った。
A さんの事例を評価する際に、最も重要な情報はどれか。
正答4
解説
正解は4。
電話相談の評価軸では相談者本人の主体的行動変容(self-efficacyの向上、health-seeking behavior)が成功指標として最も重要で、A さんが自ら避妊方法を知ろうとした行動は支援の成果として評価される。
1の交際継続や2の妊娠不安解消は付随的結果で支援目的とは異なる。
3の2回目連絡は支援継続の手段で評価指標ではない。
電話相談事業の評価は構造(structure: 人員・設備)・過程(process: 対応の質)・結果(outcome: 利用者の変容)で多面的に行い、本例は結果指標として行動変容を評価する。まとめて解く
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