第102回 助産師国家試験 午前問4
過剰摂取によって胎児の形態異常のリスクが高まるのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
ビタミンA(レチノール)は妊娠初期の過剰摂取により胎児の頭蓋・心血管・中枢神経系に催奇形作用を示す。
厚労省「日本人の食事摂取基準」では妊婦のレチノール上限量を2,700μgRAE/日とし、特に妊娠3か月以前と妊娠を希望する女性は5,000IU/日を超えない指導を要する。
レバーやウナギは1食で容易に超えるため注意する。
1の鉄は妊婦は鉄需要が増し不足しがちで、過剰症は稀。
3のビタミンB2は水溶性で過剰分は尿中排泄され催奇形性は知られない。
4のn-3系脂肪酸(EPA・DHA)は胎児の神経発達に有益で過剰摂取の催奇形性は報告されない。
β-カロテンは体内で必要量だけレチノールに変換されるため過剰症を起こさない点も指導のポイント。まとめて解く
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