第102回 助産師国家試験 午前問26
妊娠中から産褥期に、母体敗血症からトキシックショック症候群、全身性炎症反応症候群bSIRSd、播種性血管内凝固bDICdなどを起こし、周産期の母児の死亡原因となるのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
A群溶血性レンサ球菌(GAS)感染は妊娠中・産褥早期に劇症型感染症を起こし、トキシックショック様症候群、SIRS、DIC、多臓器不全に進展して周産期の母体死亡原因となる。
Streptococcus pyogenesの外毒素(SPE)がスーパー抗原として大量サイトカインを誘導する。
早期診断と広域抗菌薬(ペニシリン+クリンダマイシン)の即時投与、外科的デブリードマンが救命に必須。
1の梅毒は先天梅毒の原因。
2の淋菌感染症は新生児結膜炎(淋菌性眼炎)の原因。
3の性器ヘルペスは新生児ヘルペス(脳炎・全身感染)の原因で経腟分娩を避ける。
4の性器クラミジアは新生児結膜炎・肺炎の原因。
日本産婦人科医会も劇症型GAS感染症を周産期重大インシデントとして注意喚起している。まとめて解く
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