第102回 助産師国家試験 午後問85
妊娠後期における母体の変化で正しいのはどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3。
妊娠後期には子宮峡部が伸展して下部子宮(lower uterine segment)を形成し、最大10cm前後の長さに伸びる(1が正答)。
また子宮胎盤血流量は妊娠後期に約600〜700mL/分(非妊時の数十倍)まで増加し、胎児発育に必要な物質供給を担う(3が正答)。
2は誤りで、子宮頸部はプロスタグランジン・リラキシン作用で結合組織が変化し強度が低下(軟化、頸管熟化)する。
4は誤りで、腟前庭は変化せず児頭下降に伴い恥骨側ではなく前方への圧排がある。
5は誤りで、Braxton-Hicks収縮は妊娠中期から出現し、前駆陣痛と並行して継続するが「前駆陣痛が出現すると消失」はしない。
助産師は妊娠後期の母体生理(循環血液量30〜50%増、心拍出量増加、肺活量変化)を理解し管理に活かす。まとめて解く
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