正答3
解説
正解は3。
新生児溶血性疾患は、母体の抗体が胎盤を通って胎児の赤血球を壊す病気である。
壊れた赤血球のヘモグロビンから間接ビリルビンが大量にでき、間接ビリルビン優位の高ビリルビン血症となる。
重い場合は核黄疸を防ぐため、光線療法や交換輸血を行う。
1は誤りで、出生後早期(多くは生後24時間以内)に黄疸が現れる。
2は誤りで、壊れた赤血球を補うために骨髄で赤血球がさかんに作られ、網赤血球は増加する。
3は正しい。
4は誤りで、ABO不適合溶血性疾患は主に母親がO型、児がA型またはB型のときに起こる。
母親がAB型の場合は抗A・抗B抗体をもたないため起こらない。
5は誤りで、RhD不適合では第1子の分娩などで母体が感作されて抗D抗体ができるため、第2子以降で発症のリスクが高くなる。
感作を防ぐため、RhD陰性の妊婦には妊娠28週ごろと分娩後72時間以内に抗D免疫グロブリンを投与する。
図解