第103回 助産師国家試験 午前問18
流産を繰り返している夫婦の原因検索を行ったところ、均衡型転座が確認された。
この夫婦に対する次回の妊娠での流産再発率を低減させる治療法はどれか。
正答3
解説
正解は3。
均衡型転座は配偶子形成時に不均衡型胚を生じ習慣流産の原因となる。
次回妊娠での流産再発率を低減する治療として有効性が示されているのは「着床前診断(PGT-SR)後の胚移植」で、不均衡型胚を移植から除外できる。
1の免疫グロブリン療法、2の夫リンパ球免疫療法は不育症で過去に試みられたが有効性は確立されていない、4の低用量アスピリンは抗リン脂質抗体症候群への治療、5のプロゲステロン補充は黄体機能不全に対する対症療法であり、いずれも染色体転座の流産には無効。
日本産科婦人科学会の不育症ガイドライン・PGT-SR施設認定制度に基づき、適応カップルに遺伝カウンセリングを行ったうえで実施される。
助産師は不育症夫婦の心理支援と情報提供を担う。まとめて解く
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