第104回 助産師国家試験 午前48

助産診断・技術学状況設定2021☆ ブックマーク

在胎週数32週、出生体重 1,800 g、児心音低下のため緊急帝王切開で出生した男児。 出生直後、啼泣なく筋緊張は低下。 温めたタオルで羊水を拭き取り、口鼻腔内から白色の分泌物を吸引した。 心拍は6秒間に3回であった。 直ちに人工呼吸が行われ、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉モニターと心電図モニターが装着された。 生後2分が経過しても自発呼吸を認めなかったため、気管挿管による人工呼吸と胸骨圧迫が開始された。 生後5分の評価で、心拍数 50/分、自発呼吸はなく、全身性チアノーゼを認めた。 救命された児は母との面会のあと NICU に入院となった。 児は保育器に収容され、人工呼吸器が装着された。 血液検査や胸腹部エックス線撮影の結果、呼吸窮迫症候群と診断され人工肺サーファクタント補充療法が行われた。 1 時間後の児のバイタルサインは体温 37.0 ℃、心拍数 138/分、血圧 48/28 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94 %(上肢)、83 %(下肢)で上下肢差を認めた。 考えられる病態はどれか。

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