第104回 助産師国家試験 午後問57
胎児性アルコール症候群の児に生じる典型的な異常はどれか。
正答2
解説
正解は2。
胎児性アルコール症候群(FAS)の典型的な身体的異常は小頭症である。
アルコールは脳神経細胞の分裂・移動・アポトーシスを障害するため中枢神経系への影響が最も大きく、小頭症・脳梁欠損・精神発達遅滞を特徴とする。
顔面では薄い上口唇・平坦な人中・内眼角贅皮・小眼球症なども認められる。
肢欠損はサリドマイドなど四肢形成障害の薬剤による奇形であり、アルコールの典型的な所見ではない。
眼間開離(hypertelorism)はFASでは認めず、むしろ目が近い(眼間短小)傾向がある。
脳室周囲白質軟化症は早産・低酸素による白質障害であり、アルコールの典型的所見とは異なる。まとめて解く
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