第104回 助産師国家試験 午後問67
A さん(35 歳、初産婦)。
3,300 g の児を正常分娩した。
分娩所要時間は 15 時間 30 分で出血量は 350 mL。
会陰裂傷はⅡ度で縫合術施行。
分娩後1時間経過した時点で「縫ったところが、急にとても痛くなってきた。
腟の奥も圧迫されてる感じがする」と訴えがあった。
体温 37.5 ℃、脈拍 84/分、血圧 122/66 mmHg。
出血量は 35 mL、子宮底は臍高で硬度は良好だった。
このときの助産師の対応で最も適切なのはどれか。
正答2
解説
正解は2。
分娩後1時間で突然の会陰部痛の増強と腟の圧迫感を訴えている。
子宮底硬度良好・出血量も少量であることから弛緩出血は考えにくく、会陰Ⅱ度裂傷縫合後の腟壁血腫の可能性が高い。
血腫は急速に拡大するため、最も適切な対応は会陰および腟部を直接診察し、血腫の有無を確認することである。
排尿(1)や1時間後の観察(4)では対応が遅れ、鎮痛薬(3)は根本的対処にならない。
早期発見・早期処置が重要である。まとめて解く
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