第104回 助産師国家試験 午後問93
A さん(36 歳、会社員)。
妊娠歴なし。
夫(40 歳、会社員)と2年前に結婚した。
結婚後なかなか妊娠しないため、不妊専門クリニックを初回受診した。
A さんの月経周期は 30 日型で規則的、持続期間6〜7日である。
半年ほど前から月経時の下腹部痛が強くなっているのを自覚している。
次の月経は1週後の予定であるという。
夫婦ともに既往歴と家族歴に特記すべきことはない。
その後、夫の精液検査が行われて、重度の乏精子症であることが確認された。
夫婦で夫の検査結果の説明を受けた後、2人ともできるだけ早く効果が期待できる治療に臨みたいと希望している。
今後の不妊治療で優先されるのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
重度の乏精子症では精子数が極端に少なく、タイミング法や人工授精では自然受精が期待できない。
顕微授精(ICSI)胚移植(3)は1個の良好精子があれば実施可能であり、最も早く効果が期待できる治療法として優先される。
漢方療法(1)やタイミング法(2)は重度の男性因子不妊には不十分である。
提供精子を用いた人工授精(4)は本人・夫の精子を用いた治療を先行するのが原則であり、この段階では選択しない。まとめて解く
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