第105回 助産師国家試験 午後問82
A さん(35 歳、1回経産婦)は陣痛発来後3時間の経過で 4,200 g の男児を経腟分娩した。
会陰切開の必要はなく会陰裂傷もなかった。
分娩後1時間のバイタルサ インは脈拍 70/分、整、血圧 120/80 mmHg であった。
分娩後2時間の時点で脈拍 100/分、整、血圧 80/60 mmHg で「少し前から肛門の奥あたりがとても痛くなってきた」と訴えた。
子宮底部は臍下4横指、子宮収縮は良好であった。
A さんは苦悶様表情を浮かべ、額に冷汗が認められた。
出血量は正常範囲内であった。
助産師の対応で正しいのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「末梢静脈路確保の準備をする。」が正しい。
妊娠後期に仰臥位で気分不快や血圧低下を来した場合、仰臥位低血圧症候群を考え左側臥位にする。
子宮による下大静脈圧迫を軽減する対応である。
1の「子宮底の輪状マッサージを実施する。」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
2の「子宮収縮薬投与の準備をする。」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
3は、設問で問われた正しいものの条件に合う。
4の「トイレ歩行を促す。」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
5の「左側臥位にする。」は、正答の定義、病態、制度、計算過程、又は支援目的とは一致しない。
助産師問題は、母体・胎児・新生児のどの時期の判断かを明確にして選ぶ。まとめて解く
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