第106回 助産師国家試験 午後問106
A さん(28 歳、 1 回経産婦)は既往歴、家族歴ともに特記すべきことはない。
妊娠 11 週 0 日に妊婦健康診査のため産婦人科を受診した。
身長 155 cm、体重 40.3 kg(非妊時体重 40 kg)で 2 週前から 300 g 増加している。
血圧 100/68 mmHg、下肢の浮腫(−)、尿蛋白(−)、尿糖(−)、尿ケトン体(−)、胎児心拍動を確認している。
A さんは助産師に「何か食べていないと気持ち悪くなります。そうめんとオレンジばかり食べています。水分は無糖の炭酸飲料で摂っています」と話す。
このときの A さんのアセスメントで正しいのはどれか。
正答1
解説
正解は1。
「嗜好の変化は生理的である。」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1は、設問で問われた正しいものの条件に合う。
2の「制吐薬の点滴静脈内注射が必要である。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3の「栄養バランスの偏りは胎児の発育に影響する。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
4の「この時期の体重増加は母体の心臓に過度な負荷をかける。」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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