正答1
解説
正解は1です。
疲労骨折は、正常な骨に、それだけでは骨折を起こさない程度の小さな力が繰り返し加わって生じる骨折です。
スポーツをする若い人に多くみられます。
【選択肢別解説】
1:○ 疲労骨折の主症状は患部の疼痛です。
運動時の痛みから始まり、進行すると安静時にも痛みます。
骨折部に限局した圧痛や腫脹もみられます。
2:× 疲労骨折では、病的状態が基盤に存在するわけではありません。
正常な骨に繰り返し負荷がかかって起こるものです。
骨粗鬆症などで弱くなった骨に起こる骨折は、脆弱性骨折として区別されます。
3:× 疲労骨折は、1回の外力では発生しません。
1回の大きな外力で起こるのは、通常の外傷性骨折です。
疲労骨折は、ランニングやジャンプなど同じ動作による小さな力の繰り返しで起こります。
4:× 疲労骨折は、上肢骨ではなく下肢骨の発生頻度が高いです。
体重を支え、運動で繰り返し負荷を受ける脛骨、中足骨、腓骨などに好発します。
【ポイント】
疲労骨折は、発症初期の単純エックス線写真では骨折線がわからないことが多いです。
2〜3週たってから骨膜反応や仮骨として見えてくるため、早期診断にはMRIが有用です。