正答1
解説
正解は1です。
骨折には発見者や特徴に由来する固有名があり、部位との正しい対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 下腿骨三果部骨折はコットン骨折と呼ばれます。
三果部とは内果・外果に加え、脛骨遠位端後縁の後果を指します。
この3か所が同時に折れたものをコットン骨折といいます。
2:× マルゲーニュ骨折は膝蓋骨骨折ではありません。
マルゲーニュ骨折は骨盤骨折の一型で、骨盤輪の前方と後方が同側で縦に折れる垂直重複骨折です。
骨盤の半分が上方へずれるため、下肢の短縮がみられます。
3:× ジョーンズ骨折は脛骨粗面裂離骨折ではありません。
ジョーンズ骨折は第5中足骨の近位骨幹部に生じる骨折で、疲労骨折として起こることが多いものです。
血行が乏しく、遷延治癒や偽関節になりやすいことで知られます。
4:× ポット骨折は脛骨骨幹部骨折ではありません。
ポット骨折は足関節の外転強制で生じる果部骨折です。
腓骨遠位部の骨折に内果骨折または三角靱帯の断裂を伴います。
【ポイント】
足関節周囲の骨折名は、ポット骨折(両果)、コットン骨折(三果)、チロー骨折(脛骨前外側の裂離)をセットで覚えましょう。