正答2
解説
正解は2です。
心臓には、自ら周期的に興奮を発生する刺激伝導系があります。
健常者では、最も自動能の頻度が高い洞房結節が心臓全体のリズムを決めています。
【選択肢別解説】
1:× 心房筋は興奮を伝えて収縮する固有心筋で、通常は自動能をもたず歩調とりにはなりません。
2:○ 洞房結節は右心房の上大静脈開口部付近にあり、最も高い頻度で興奮を発生するため歩調とり(ペースメーカー)として働きます。
3:× ヒス束も自動能をもちますが頻度が低く、洞房結節が働かないときの補助的な歩調とりにすぎません。
4:× 房室結節も自動能をもちますが、洞房結節より頻度が低いため、健常者では歩調とりになりません。
【ポイント】
刺激伝導系は洞房結節、房室結節、ヒス束、左右の脚、プルキンエ線維の順に興奮を伝えます。
洞房結節から始まる正常なリズムを洞調律といいます。