正答2
解説
正解は2です。
アレルギーはクームスとゲルの分類で、Ⅰ〜Ⅴ型に分けられます。
このうち抗体ではなく、感作されたTリンパ球が働くのはⅣ型だけです。
【選択肢別解説】
1:× 刺激型反応はⅤ型アレルギーです。
受容体に対する自己抗体が受容体を刺激し続ける反応で、バセドウ病が代表です。
Tリンパ球ではなく抗体が主役です。
2:○ 遅延型反応はⅣ型アレルギーです。
感作Tリンパ球が抗原に再び出会うとサイトカインを放出し、マクロファージを集めて炎症を起こします。
反応が出るまでに24〜48時間かかるため遅延型と呼ばれ、ツベルクリン反応や接触皮膚炎が代表です。
3:× 細胞傷害型反応はⅡ型アレルギーです。
細胞表面の抗原にIgGやIgMが結合し、補体などの働きで細胞が壊されます。
不適合輸血や自己免疫性溶血性貧血が例です。
4:× 免疫複合体型反応はⅢ型アレルギーです。
抗原と抗体の複合体が組織に沈着し、補体を活性化して組織を傷害します。
血清病、糸球体腎炎、全身性エリテマトーデスが例です。
【ポイント】
Ⅰ型(即時型・IgE)、Ⅱ型(細胞傷害型)、Ⅲ型(免疫複合体型)、Ⅴ型(刺激型)は、すべて抗体による液性免疫です。
Ⅳ型だけがT細胞による細胞性免疫と押さえます。