正答3
解説
正解は3です。
細菌性食中毒は、食品中で作られた毒素を食べて起こる毒素型と、菌そのものを食べて起こる感染型に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× コレラ菌は感染型(生体内毒素型)です。
摂取された菌が腸管内で増えてコレラ毒素を産生し、米のとぎ汁様の激しい下痢を起こします。
2:× ノロウイルスは細菌ではなくウイルスで、毒素型にはあたりません。
カキなどの二枚貝や、感染者の吐物・便を介して感染し、冬季に多発します。
3:○ 黄色ブドウ球菌は、食品中で増殖してエンテロトキシンという毒素を産生します。
この毒素は熱に強く加熱しても分解されにくいため、食後数時間以内に激しい嘔吐を起こします。
4:× 腸管出血性大腸菌は感染型(生体内毒素型)です。
腸管内で増殖した菌がベロ毒素を産生し、出血性大腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こします。
【ポイント】
毒素型食中毒の代表は、黄色ブドウ球菌とボツリヌス菌です。
黄色ブドウ球菌は手指の化膿創から食品を汚染するため、調理する人の手の傷に注意します。