正答3
解説
正解は3です。
頸部にみられる所見と、それが現れる代表的な病気の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 翼状頸は頸部の両側に皮膚のひだができる所見で、クラインフェルター症候群ではなくターナー症候群でみられます。
クラインフェルター症候群は男性でX染色体が過剰になる染色体異常で、高身長や女性化乳房が特徴です。
2:× 項部硬直は、パーキンソン病ではなく、髄膜炎やくも膜下出血の髄膜刺激症状としてみられます。
仰臥位で頭を前屈させると抵抗があり、顎が胸につきません。
3:○ 伝染性単核球症は、EBウイルスの初感染で起こります。
発熱・咽頭炎・頸部リンパ節腫脹が三主徴で、肝脾腫や異型リンパ球の増加もみられます。
4:× 痙性斜頸は、頸部の筋が不随意に収縮して頭が傾いたり回旋したりする局所性ジストニアです。
バセドウ病でみられる頸部の所見は、甲状腺のびまん性腫大です。
【ポイント】
「翼状頸=ターナー症候群」「項部硬直=髄膜刺激症状」「甲状腺腫大=バセドウ病」と組合せで覚えます。
パーキンソン病でみられる筋の硬さは、項部硬直ではなく筋固縮です。