正答2
解説
正解は2です。
腱反射には、それぞれ反射中枢となる脊髄の高さ(髄節)があります。
反射の異常から、障害されている髄節を推定できます。
【選択肢別解説】
1:× 下顎反射の反射中枢は、脊髄ではなく橋にあり、三叉神経を介する反射です。
亢進している場合は、橋より上位での両側の錐体路障害を示します。
2:○ 上腕二頭筋反射の反射中枢はC5〜C6で、C5を代表とする反射です。
肘窩の上腕二頭筋腱を叩くと、肘が屈曲します。
3:× 上腕三頭筋反射の反射中枢はC6〜C8で、C7を代表とする反射です。
C5は含みません。
4:× 橈骨反射(腕橈骨筋反射)の代表的な髄節はC6です。
C5の代表は上腕二頭筋反射であり、両者は代表となる髄節で区別して覚えます。
【ポイント】
上肢の腱反射は、「上腕二頭筋反射=C5」「腕橈骨筋反射=C6」「上腕三頭筋反射=C7」と代表髄節で覚えます。
下肢は、「膝蓋腱反射=L4」「アキレス腱反射=S1」です。