正答2
解説
正解は2です。
ポビドンヨードは、ヨウ素の酸化作用で細菌・ウイルス・真菌などを殺す、広く使われる消毒薬です。
有機物があるとヨウ素がそれと反応して消費されるため、殺菌力が落ちます。
【選択肢別解説】
1:× 脂肪は、ポビドンヨードの殺菌力を低下させる主な因子とはされていません。
殺菌力の低下で問題となるのは、血液や膿に含まれる蛋白質です。
2:○ 血液・膿・体液などに含まれる蛋白質はヨウ素と結合し、有効なヨウ素を消費してしまいます。
そのため、ポビドンヨードを使う前に、創部の血液や膿を洗い流すことが大切です。
3:× 炭水化物は、ポビドンヨードの殺菌力を低下させる主な因子ではありません。
殺菌力を落とす有機物として重要なのは蛋白質です。
4:× アルコールは、ポビドンヨードの殺菌力を低下させません。
ポビドンヨードにエタノールを加えた製剤もあり、手術部位の皮膚消毒に用いられています。
【ポイント】
ポビドンヨードは、塗布してから乾燥するまで時間をおくことで、十分な殺菌効果が得られます。
蛋白質などの有機物で効果が落ちるため、汚れを除いてから用いることを覚えます。