正答3
解説
正解は3です。
この問題はくる病の説明として誤っているものを選ぶので、○ が答えです。
くる病は、ビタミンDの欠乏や作用不全によって骨の石灰化が障害され、骨が軟らかくなる病気です。
【選択肢別解説】
1:× 成長の障害はくる病の特徴です。
成長軟骨板で骨の石灰化がうまくいかないため、骨の伸びが悪くなり低身長になります。
2:× 歩行開始の遅延もくる病でみられます。
骨が軟らかく筋力も弱いため、体重を支えて歩き始めることが遅れます。
3:○ くる病は、骨端線(成長軟骨板)が閉じる前の成長期の小児に起こる病気です。
骨端線が閉鎖した後の成人に同じ病態が起こったものは骨軟化症と呼ばれ、くる病とは区別されます。
4:× 下肢の高度な変形はくる病の特徴です。
軟らかい骨に体重がかかるため、O脚やX脚などの変形が生じます。
【ポイント】
くる病では、「肋骨念珠(肋骨と肋軟骨の境目の膨らみ)・O脚・X脚・鳩胸・頭蓋癆」などがみられます。
「骨端線閉鎖前=くる病」「骨端線閉鎖後=骨軟化症」と覚えます。