正答2
解説
正解は2です。
この問題は痛風発作時の治療として適切でないものを選ぶので、○ が答えです。
痛風発作は、関節内にたまった尿酸塩結晶に白血球が反応して起こる急性の関節炎です。
発作時は炎症を抑えることを優先し、尿酸値を下げる治療は発作が治まってから行います。
【選択肢別解説】
1:× インドメタシンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、発作時の炎症と痛みを抑える治療の中心です。
短期間、比較的多めの量を用います。
2:○ 発作中に尿酸降下薬を開始したり量を変えたりして尿酸値を急に変動させると、関節内の結晶が溶け出して発作が長引いたり悪化したりします。
尿酸のコントロールは発作が治まってから始めるため、発作時の治療としては適切ではありません。
3:× 飲水の奨励は適切です。
尿量を増やして尿酸の排泄を促し、尿路結石を予防します。
4:× コルヒチンは、白血球の働きを抑えて痛風発作を抑える薬です。
発作の前兆期に少量を用いると、発作を頓挫させる効果があります。
【ポイント】
痛風発作は、第1中足趾節関節(母趾の付け根)に好発します。
「発作時=NSAIDs・コルヒチン・安静・冷却」「発作が治まった後=尿酸降下薬で尿酸値を6.0mg/dL以下に保つ」と分けて覚えます。