正答2
解説
正解は2です。
足関節を強く底屈させたときに、どの組織が挟まれたり圧迫されたりするかを考える問題です。
【選択肢別解説】
1:× 第1ケーラー病は、小児の足の舟状骨に起こる骨端症です。
足の内側中央部に痛みと腫れがあり、歩行や荷重で痛みますが、底屈強制で誘発される病態ではありません。
2:○ 三角骨は距骨の後方にある過剰骨です。
足関節を強く底屈すると、三角骨が脛骨の後縁と踵骨の間に挟まれて痛みが起こります。
バレエやサッカーなど、底屈を繰り返すスポーツでみられます。
3:× アキレス腱断裂では足関節の底屈力が低下し、つま先立ちができなくなります。
底屈強制で症状が誘発される病態ではなく、トンプソンテストで下腿三頭筋をつまんでも足関節が底屈しないことが診断の手がかりです。
4:× 足底腱膜炎は、足底腱膜の踵骨付着部に炎症が起こる病態です。
朝起きて最初の一歩で踵の内側が痛むのが特徴で、足趾や足関節の背屈で腱膜が伸ばされると痛みが強まります。
【ポイント】
有痛性三角骨は、「距骨後方の過剰骨・底屈強制で痛む・バレエやサッカー」と覚えます。
足関節後方インピンジメント症候群の代表的な原因です。