正答1
解説
正解は1です。
上皮小体ホルモン(パラトルモン、PTH)は、血中カルシウム濃度が下がると分泌されます。
骨・腎臓・腸管(ビタミンDを介して)に働き、血中カルシウム濃度を上げます。
【選択肢別解説】
1:○ PTHは破骨細胞の働きを間接的に高め、骨吸収を増加させます。
骨からカルシウムを血中へ溶かし出し、血中カルシウム濃度を上げます。
2:× PTHはビタミンDを不活化するのではなく活性化します。
腎臓での水酸化を促し、活性型ビタミンDを増やします。
3:× PTHは腎臓でのカルシウムの再吸収を促し、尿中へのカルシウム排泄を減少させます。
一方、リンの排泄は増加させます。
4:× PTHは活性型ビタミンDを増やすことで、消化管からのカルシウム吸収を低下ではなく増加させます。
【ポイント】
PTHは血中カルシウムを上げ、甲状腺のカルシトニンは下げると対比して覚えます。
PTHが過剰になる副甲状腺機能亢進症では、骨がもろくなり尿路結石が起こりやすくなります。