正答4
解説
正解は4です。
アレルギー反応はクームス・ゲルの分類でⅠ〜Ⅳ型に分けられます。
Ⅰ型は即時型(IgE)、Ⅱ型は細胞傷害型(抗体が細胞を攻撃)、Ⅲ型は免疫複合体型、Ⅳ型は遅延型(T細胞)です。
【選択肢別解説】
1:× Rh血液型不適合による胎児赤芽球症はⅠ型ではなくⅡ型です。
母体の抗Rh抗体(IgG)が胎盤を通過し、胎児の赤血球を破壊して溶血を起こします。
2:× 気管支喘息はⅡ型ではなく、主にⅠ型アレルギーです。
肥満細胞に結合したIgEに抗原が結合し、ヒスタミンなどが放出されて気管支が収縮します。
3:× バセドウ病はⅢ型ではありません。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)受容体に対する自己抗体が受容体を刺激し続ける病態で、Ⅱ型に含めるか、Ⅴ型(刺激型)として分類されます。
4:○ ツベルクリン反応はⅣ型(遅延型)アレルギーです。
感作されたT細胞が抗原に反応してサイトカインを放出し、注射後48時間ほどで発赤や硬結が現れます。
抗体ではなくT細胞が関与する点が特徴です。
【ポイント】
Ⅲ型の代表は全身性エリテマトーデスや糸球体腎炎、Ⅳ型の代表は接触皮膚炎や移植片拒絶反応です。
型ごとに代表疾患を2〜3個ずつ覚えると得点しやすくなります。