正答2
解説
正解は2です。
胎生期の生殖器の分化では、未分化な性腺と、ウォルフ管・ミュラー管という2組の管が出発点になります。
男性への分化には、精巣から分泌されるホルモンが重要な役割を果たします。
【選択肢別解説】
1:× 精細管への分化はテストステロンの作用ではありません。
Y染色体上のSRY遺伝子の働きで、未分化な性腺が精巣へ分化します。
2:○ ウォルフ管の発達はテストステロンの作用です。
胎児の精巣から分泌されたテストステロンによって、ウォルフ管が精巣上体・精管・精嚢へと発達します。
3:× ミュラー管の発達はテストステロンの作用ではありません。
男性ではセルトリ細胞が出す抗ミュラー管ホルモンでミュラー管が退縮し、女性ではミュラー管が卵管や子宮に発達します。
4:× ライディッヒ細胞への分化はテストステロンの作用ではありません。
ライディッヒ細胞はテストステロンを分泌する側の細胞です。
【ポイント】
男性化は、SRY遺伝子による精巣の形成、テストステロンによるウォルフ管の発達、抗ミュラー管ホルモンによるミュラー管の退縮で進みます。
外生殖器の男性化には、テストステロンから変換されたジヒドロテストステロンが働きます。