正答
解説
本問は採点除外(複数の解答を正解とする救済措置)です。
健側の下肢に抵抗をかけて外転させると、患側の下肢も外転する現象は「レミスト反応」とよばれます。
一方、この現象は健側の運動が反対側の麻痺肢に運動を誘発する「対側性連合反応」の一つでもあります。
下肢の内外転では同じ方向の運動が出るため、レミスト反応と対側性連合反応のどちらの名称も当てはまります。
このため正答が1つに定まらず、複数を正解とする扱いになりました。
【選択肢別解説】
1:○ レミスト反応は、健側下肢の内転・外転に抵抗をかけると患側下肢に同じ方向の運動が起こる現象です。
設問の内容そのものです。
2:○ 対側性連合反応は、健側の努力性の運動で反対側の麻痺肢に運動が出る現象です。
下肢の内外転は対称性に出るので、設問に当てはまります。
3:× 屈筋共同運動は、患側肢を動かそうとすると屈曲の要素がまとまって出る運動パターンです。
健側の運動で誘発される現象ではありません。
4:× 伸筋共同運動は、患側下肢で股伸展・内転・内旋、膝伸展、足底屈がまとまって出るパターンです。
健側の外転とは関係しません。
【ポイント】
対側性連合反応は、上肢では対称性、下肢の内外転では対称性、下肢の屈伸では相反性に出ます。
下肢の内外転で出る対称性の連合反応を、特にレミスト反応とよびます。