正答4
解説
正解は4です。
化生とは、すでに分化した組織が、別の種類の分化した組織に置き換わることです。
慢性の刺激に適応するために起こる変化で、多くは可逆的です。
【選択肢別解説】
1:× トレーニングで筋細胞の容積が増すのは肥大です。
細胞の数は増えず、一つひとつの細胞が大きくなります。
2:× エストロゲンの作用で乳腺組織が増えるのは過形成です。
ホルモンの刺激で細胞の数が増えます。
3:× 筋ジストロフィーで筋組織に脂肪が増えるのは化生ではありません。
壊れた筋線維の跡に脂肪組織が入り込む変化です。
4:○ 気管支粘膜が扁平上皮に置き換わるのは化生(扁平上皮化生)です。
喫煙などの慢性刺激で、線毛円柱上皮がより丈夫な重層扁平上皮に変わります。
【ポイント】
化生は「別の分化組織への置換」、肥大は「細胞が大きくなる」、過形成は「細胞が増える」と区別します。
扁平上皮化生は癌の発生母地になることがあり、肺の扁平上皮癌と関係します。