正答2
解説
正解は2です。
扁平上皮癌は重層扁平上皮への分化を示す癌で、皮膚・食道・肺・子宮頸部などに発生します。
分化した扁平上皮癌の特徴は、角化と細胞間橋です。
【選択肢別解説】
1:× 印環細胞は腺癌でみられます。
細胞内に粘液がたまり核が端に押しやられて指輪のように見える細胞で、胃の印環細胞癌が代表です。
2:○ 癌真珠は扁平上皮癌でみられます。
癌胞巣の中心で角化物が同心円状に層をなしたもので、扁平上皮への分化を示します。
3:× 腺腔形成は腺癌でみられます。
腺癌の細胞は管や腺の構造を作ります。
4:× 粘液産生は腺癌でみられます。
腺上皮の性質を受け継ぐため、粘液を作ります。
【ポイント】
扁平上皮癌は「角化(癌真珠)と細胞間橋」、腺癌は「腺腔形成と粘液産生」と覚えます。