正答1
解説
正解は1です。
柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの施術を行います。
柔道整復師法により、骨折と脱臼の施術は、応急手当を除いて医師の同意を得て行います。
一方、血管損傷や感染創、手術が必要な状態は医師による治療の対象です。
【選択肢別解説】
1:○ 遠位骨片が外旋している上腕骨骨幹部骨折は施術の対象となります。
合併症のない骨折であり、医師の同意を得たうえで整復と固定を行えます。
2:× 腋窩動脈損傷を伴う肩関節脱臼は施術の対象外です。
血管損傷は生命や患肢に関わる重い合併症で、直ちに医師の治療が必要です。
3:× 足先に感染創のある下腿打撲は施術の対象外です。
感染創の処置には消毒や抗菌薬などの医療行為が必要で、医師に任せます。
4:× 偽関節となった第5中足骨骨折は施術の対象外です。
骨癒合が止まった偽関節は保存療法では治らず、手術などの治療が必要です。
【ポイント】
柔道整復師は外科手術、薬品の投与、その指示を行うことができません(柔道整復師法第16条)。
重い合併症のある損傷は、医師に引き継ぐ判断が求められます。