正答1
解説
正解は1です。
アキレス腱断裂を保存療法で固定する際の範囲・肢位・期間を問う問題です。
断裂した腱の断端を近づけるため、下腿三頭筋を十分に緩めた肢位で固定するのが原則です。
【選択肢別解説】
1:○ 固定は足MP関節の手前までとします。
足部まで含めることで足関節の肢位が保たれ、足趾の運動は妨げずにすみます。
2:× 膝関節を固定に含める場合は、腓腹筋を十分に緩めるため屈曲位を深くとります。
軽度屈曲位では腓腹筋の緊張が残り、断端が離れやすくなります。
3:× 足関節は背屈位ではなく底屈位(尖足位)とします。
背屈位ではアキレス腱が引き伸ばされ、断端が離開します。
4:× 2週の固定では腱の修復が不十分です。
底屈の角度を段階的に減らしながら、数週間以上かけて固定を続けます。
【ポイント】
アキレス腱断裂の固定は「足関節底屈位・腓腹筋を緩める膝屈曲位・足MP関節手前まで」が基本です。
固定除去後も再断裂に注意し、段階的に背屈と荷重を進めます。