正答1
解説
正解は1です。
腹腔動脈の枝のうち、壁側腹膜の背側(腹膜後隙)を走行する動脈を問う問題です。
腹膜に包まれず、壁側腹膜の後ろを走る構造は腹膜後器官とよばれます。
【選択肢別解説】
1:○ 脾動脈は腹腔動脈から分かれ、膵臓の上縁に沿って腹膜の後ろを蛇行しながら脾臓へ向かいます。
膵臓とともに壁側腹膜の背側を走ります。
2:× 左胃動脈は胃の小弯に沿って、小網の中を走ります。
壁側腹膜の背側を走る動脈ではありません。
3:× 固有肝動脈は肝十二指腸間膜(小網の一部)の中を肝門へ向かいます。
壁側腹膜の背側ではありません。
4:× 右胃大網動脈は胃の大弯に沿って大網の中を走ります。
壁側腹膜の背側ではありません。
【ポイント】
膵臓は腹膜後器官であり、その上縁を走る脾動脈も腹膜の後ろにあります。
胃に分布する動脈は小網や大網の中を走ると覚えましょう。