正答4
解説
正解は4です。
脳底面の図から、舌筋を支配する神経を選ぶ問題です。
図は脳幹を腹側から見たもので、上方に嗅索と視神経交叉、中央に大きく張り出した橋、下方に延髄と脊髄がみえます。
舌筋は内舌筋・外舌筋とも舌下神経(第Ⅻ脳神経)に支配され、舌下神経は延髄の錐体とオリーブの間から出ます。
【選択肢別解説】
1:× 1は中脳の左右の大脳脚の間から出る細い神経です。
これは動眼神経(第Ⅲ脳神経)で、眼球運動を支配します。
2:× 2は橋の外側部から出る太い神経です。
これは三叉神経(第Ⅴ脳神経)で、顔面の感覚と咀嚼筋を支配します。
3:× 3は橋と延髄の境の正中寄りから出る細い神経です。
これは外転神経(第Ⅵ脳神経)で、外側直筋を支配します。
4:○ 4は延髄の錐体の外側、オリーブとの間から何本もの根糸となって出る神経です。
これが舌下神経で、舌筋を支配します。
【ポイント】
舌下神経は延髄の錐体とオリーブの間(前外側溝)から出る点が図問題の決め手です。
舌下神経麻痺では、舌を出すと舌尖が麻痺側へ偏位します。