正答1
解説
正解は1です。
心電図の波形から、矢印が示す波の意味を問う問題です。
図の心電図では、各心拍で最初に小さく丸い波があり、続いて鋭く高い棘波、その後になだらかな山状の波が現れます。
矢印はいずれも鋭い棘波の直前にある小さく丸い波を指しており、これはP波です。
【選択肢別解説】
1:○ P波は心房筋の脱分極(興奮)を反映します。
洞結節から出た興奮が心房に広がることで生じます。
2:× 心房の再分極は心室の脱分極と同じ時期に起こり、QRS波に隠れて通常は見えません。
矢印の波ではありません。
3:× 心室の脱分極は、図で矢印の直後にある鋭く高い棘波(QRS波)が反映します。
4:× 心室の再分極は、QRS波の後に続くなだらかな山状の波(T波)が反映します。
【ポイント】
心電図は「P波が心房の興奮、QRS波が心室の興奮、T波が心室の興奮からの回復」です。
PQ間隔は心房から心室への興奮伝導の時間を表します。